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『第7回 年末お笑い総括報告書』


いや〜、まさか二年連続で、最終決戦コンビを一組も当てられてないとは、思ってもみませんでした。
しかも、前回は二位予想だった東京ホテイソンが最下位で、今回は優勝予想だったランジャタイが最下位という体たらく……
さらには、優勝が錦鯉とは、前回に引き続き、夢にも思っていませんでした。
もはや、我がお笑い審美眼は尽きたと言わざるを得ぬ。
ここに至りて、我が進退も極まれりと、かく語りき。

見苦しく言い訳をするなら、最終決戦時の錦鯉のバナナの件の時点で、オズワルドの出番を待たずして、優勝は錦鯉なんじゃないかという気はしていました。
でも、ランジャタイが最終決戦に残っていたら、結果は違っていたかも知れません。
実際、今回の出場者の中で最終決戦の錦鯉に対抗できたのは、芸風が似ている(?)ランジャタイしかいませんでしたし。
あれは、そういう類の戦いでした。

そして、今回は「食べ物系コンビ名のダークホース」(もも)の優勝は阻まれましたが、食べ物系の名前(鯉)が強いというジンクスは継続中です。
今回はダークホースが多かったので、「無名のダークホースを中心にした若手の大会」になるかと思いきや、最終決戦にダークホースや初出場組が一組も居ないという、ゴリゴリの経験者回でした。
しかも、優勝が錦鯉というフレッシュさの欠片も無いロートル回と言われても仕方ありません。
錦鯉の優勝により、錦鯉が「中年の星」的に扱われ、我も続けとばかりに、ロートルコンビがM−1に参入してくる様な状況は、前回懸念されていたM−1の高齢化を助長し、若手の為のM−1という理念を脅かしうる可能性もありますが、すでにM−1は当初の「若手NO.1」決定戦というだけでなく、「漫才NO.1」決定戦的な扱いになっているため、むしろ、当初の理念の方を変えざるを得ない状況になりつつあります。
今後も錦鯉のような高年齢コンビが優勝する様な事が続けば、流石に何らかの対応がなされるかと思いますが、今のところは、若手達の活躍に期待したいところです。

今回トップバッターだったのは、若手大会を象徴する様なダークホースのモグライダーでした。
準決勝敗退経験を経ず、一足飛びに決勝まで勝ち上がった生粋のダークホースなので、詳細不明の若手かと思いきや、両者アラフォーという、錦鯉に匹敵する中年コンビだったという……幾度かの解散を経た熟練者達による完全なる錦鯉型コンビです。
いきなり、若手大会はどこへ行ったという感じですが、その事実を知ったのは、かなり後の話。
当然、トップバッターだった時点で優勝するわけもなく、順位も下位だったので、今年のブレイクは絶望的かと思われましたが、多分、今年の初出場組の中では、最もブレイクしたコンビだったのではないかと思います。
その要因となったのが、ボケ担当(ネタ的に相方の方がボケに見えなくも無いが)のモグライダーともしげです。
はっきり言って、今大会中、最もテクニック的に劣っていたと言っても過言ではありませんが、それでも今大会中、最もブレイク(錦鯉を除いて)した要因は、そのキャラクターにあります。
M−1終了時点では、多分、モグライダーに注目した人はほとんどいなかったのではないかと思います。
ですが、モグライダーともしげの生態(キャラ)が明らかになるにつれ、テレビでもよく見かける様になりました。(主にロンハーや水曜日……)
そして、もう一人、今大会で強キャラを持っていたのが、錦鯉長谷川(天然)です。
両コンビとも、やり手のネタ職人と強(濃)キャラ芸人という構成の互換コンビと言えなくもありません。
しかし、結果は優勝と下位。
そんな両者の明暗を分けたのは、相方のキャラを生かせたかどうかに尽きます。
はっきり言って、モグライダーは生かせていませんでした。
完全にネタ先行型のネタなので、ネタ的に相方がモグライダーともしげである必然性はありません。
対して、錦鯉のネタは、錦鯉長谷川でなければ、あの爆発力は生まれなかったことでしょう。
やはり、キャラは強いです。
視聴者にも分かるレベルの強キャラがあるならば、それを生かすべきであり、むしろ、生かさないとマイナスになってしまうこともあるので、ある意味、諸刃の剣と言えなくもありません。
それでも、今後、モグライダーともしげのキャラを生かすネタを生み出す事ができたならば、モグライダーはひと化けするかも知れません。

二番手は、今回、最も注目していたランジャタイですが、相変わらずの、シュールなネタを勢いで無理矢理笑わせようとする超攻撃型漫才でした。
が、今回は勢いだけで、あまりにも内容が無さ過ぎて、最下位に……
もうちょっと内容があったら、最終決戦に残れたかも知れないのに……(希望)
完全にネタ選びを誤ったパターンです。
最下位とは言え、そこそこ大会を荒らして、名を残せたので、良しとす。

次のゆにばーすは、めちゃくちゃよくできたネタでしたが、よくでき過ぎていたが故の低得点だった様な気がします。
言うなれば、ギミックにこだわり過ぎて、初心者を置いてけぼりにした的な感じです。
順位は7位でしたが、ネタのクオリティは、間違いなくトップクラスでした。
順番次第では、3、4位に入れたかも知れません。
ただ、よくあるパターンですが、最後の一ネタが急にテーマから外れて尻すぼみになったのが玉にキズでした。

今回、何気に、最も衝撃だったのは、ハライチの敗者復活でした。
ラストイヤーだったからという事でのメモリアル参戦かと思いきや、結構ガチでM−1用にネタを仕上げてきた様子。
実際、敗者復活戦1位になったネタは面白かったし、時間オーバーしたときのアドリブも良かったですので、ハライチが勝ち上がった時には、このまま優勝もあり得るんじゃないかと思ったほどです。
しかし、決勝でのネタは、ハライチらしからぬ、ランジャタイばりの勢いで笑いを取りに行くスタイルで、ほとんどの審査員には受け入れられず、結果9位に……
上沼審査員の高得点が無ければ、最下位もあり得ました。
自分たちのネタを信じての挑戦だったのでしょうが、正直ベーシックハライチスタイルだった敗者復活時のネタの方が正解だったパターンです。
しかし、そういった挑戦をしなければ、手の内を知られ尽くした売れっ子が勝ち上がるのは不可能なので、その点からも、ハライチの本気度が窺えました。
その一方で、同じくラストイヤーだったアルコ&ピースがひっそりと準決勝敗退だったのは残念でした。

今回のダークホースの中で私が一番注目していた真空ジェシカですが、学生お笑いのエリートだけあって、偏差値の高いかしこなネタだった割に、終わり方が唐突すぎて、一瞬唖然としてしまいました。
もしかしたら、それすらも計算だったのかも知れませんが、いくらなんでも笑いに不要な違和感を払拭しきれていません。
ネタのクオリティは高かったので、その辺りをどうにかしていたら、あと1つか2つは順位が上がっていたかも知れません。
今回のM−1がきっかけで、テレビ出演が増えた事により、ただの学生お笑いのエリートかと思いきや、トーク力ゼロの変人コンビという、なかなか良いキャラ(?)を持っている事が明らかになり、逆に期待値が上がりました。

今回のオズワルドは、どこぞで松本人志が絶賛していたのを真に受けた視聴者達によって、まんまと優勝候補として祭り上げられてしまったハリボテ優勝候補かと思いきや、前回までとは打って変わってのサイコなネタで、本当に面白くなっていました。
1本目のネタに関しては、間違いなくトップクラスのネタでした。
だとしても、異常に高得点だったのは、審査員にもオズワルド優勝バイアスが掛かっていたと言わざるを得ません。
しかし、2本目に関しては、1本目のマイナーチェンジだったので、そうそう何度も優勝バイアスが掛けられる訳もなく、結局、今回のオズワルドは、より強力なネタを2本目に持ってこれなかったという、M−1(賞レース)勝ちきれなかったあるあるの典型的パターンを行くことになってしまいました。
それでも、今回の祭り上げ騒動(?)で、確実に一皮むけた感じです。

前回の「あれは漫才か」論争の反動か、多くのコンビ(ランジャタイ除く)が正当派漫才スタイルだった中で、周りの声に左右されず、独自のスタイルを貫いたのがロングコートダディでした。
巨人師匠の言うとおり、完全にただのコントでした。
オズワルドの直後で得点インフレ状態だったので高得点になりましたが、内容的には、ゆにばーすや真空ジェシカの方が上だったと思っているのは私だけではないはずです。
世界観が独特なので、やはり玄人向けの笑いである事は否めず、賞レース向けとは言い難い所は短所であり長所なので、なかなか難しいコンビです。

決勝常連で完全に優勝候補扱いのインディアンスですが、今回はついに最終決戦にまで残りました。
毎回、テンポも良いしテクニックもあるのに、なぜか笑いはイマイチとの評価ですが、今回、その謎の一端が解けました。
「手数は多いけど個々のネタが弱い」と、以前から言われていましたが、要約すると、単に「手数が多いだけ」の勢いだけ雰囲気漫才という事です。
なかなか、ヒドイ言い回しです。
ネタが弱い状態とは、視聴者があまり笑っていない状態であり、それにも関わらず、視聴者置いてけぼりで立て続けにネタ(ギャグ)を連発する状態とは、即ち「親父ギャグ」状態と言う事です。
他のコンビは、話の流れに沿ったボケを入れる構成になっていますが、インディアンスの場合は、話とは関係のない単発のボケを入れがちなので、話の流れが阻害されて、ただ親父ギャグを連発されてる様な感じになっているのかも知れません。
当然、その辺は個人の好みになりますが、実は、インディアンスのスタイルとは、ランジャタイくらい好みが分かれるスタイルなのかも知れません。

トリのもも(「鶏の腿」ではない)は、その順番もさることながら食べ物系コンビ名(?)のダークホースという事で、要警戒態勢で見ていました。
「〜顔やろ」という自虐的で攻撃的なネタは、キャッチーでインパクトもあったし、勢いもテンポも良かったので、見た目と相まって、全然若手っぽくなかったです。
その点はゆにばーすや真空ジェシカよりも上でしたが、ネタのクオリティはゆにばーすや真空ジェシカの方が上といった感じでした。

以上、駆け足で全組を見てきましたが、今回のテーマ(?)は「天然」です。
現在、2年連続予想大外しお笑いオンチ状態の所為か、今年は、錦鯉長谷川の奇行以外に爆笑するポイントがありませんでした。
前回、玄人はゲテモノ嗜好に陥りがちと警鐘を鳴らしましたが、そうなってしまうのは
、ありふれた物を無駄によく知ってしまうために、普通の物に満足できなくなってしまうからです。
普通の物とは、予測の範疇の物であり、良くも悪くも正当派漫才スタイル(ボケツッコミ交互スタイル)は、ある程度定式化されてしまっているので、ちょっとやそっとのネタでは、玄人の予測の範疇を超えるのは、ほぼ不可能と言えます。
そもそも、審査員やお笑い玄人は、純粋にネタだけで笑える段階を過ぎてしまっているので、どうしても+αの要素が必要になります。
それが、去年のマヂラブのような論争ネタだったり、ランジャタイの様な無茶だったりするわけです。
しかし、実は一つ、容易に人の予測を超える方法があります。
それが天然です。
常人には天然のリアクションを予測することは不可能であり、だからこそ、天然キャラの錦鯉長谷川のリアクションに爆笑する訳です。

しかし、お笑いにおいて天然に対する養殖とは、すなわち「ネタ」(台本)であり、錦鯉長谷川の奇行もまたネタの内なので、それでは、単に演技がうまいだけと言う事になります。
実際、そういう側面もあるでしょうが、単に演技がうまいだけで、あの面白さが表現できるのであれば、錦鯉長谷川は日本歴代最高クラスの演技派俳優ということになります。
当然、そうではありません。(多分)
本人のキャラとネタのマリアージュが、爆笑を生むのです。

ネタの制作手法として、実際の天然エピソードをネタに落とし込むという方法は、一般的であり、むしろ、お笑いネタとは、天然の行動を分析して、それを反映させるという側面もあります。
そうなると、ネタ(漫才、コント)とは「天然(エピソード)を演じる事」ということになり、錦鯉長谷川の様な、天然演技特化型芸人が圧倒的有利という事になります。
当然、そうではありません。(多分)

天然についての見解は様々ですが、基本的には「天然=おバカ」というのが一般的かと思われます。
天然による「常人ではありえないバカげた行動」に笑いが生まれるわけで、それはお笑いの基本とも言えます。
ですが、当然、「バカげた行動」ではない、単なる「常人ではありえない行動」にも笑いは生まれます。
このような、天然系以外のネタの場合は、天然演技とは別の演技力が求められるので、お笑い界が錦鯉長谷川の独壇場ではないのは、そういう訳です。

そして、「天然系以外のお笑い」というのは、お笑い界における永遠の研究テーマと言っても過言ではありません。
今回のM−1で言えば、オズワルドのサイコネタも「天然系以外のお笑い」の一つと言えます。
サイコパス(意味的にソシオパスも含む)は、天然と並ぶ「常人ではありえない行動」を取る代表格と言えます。

代表的なサイコパス芸人にコロチキナダルが挙げられます。
コロチキナダルの奇行は、天然ではなく、サイコパス的と表現されますが、確かに面白いです。
サイコパスと言うと殺人特化の恐い印象しかありませんが、殺人以外に特化したサイコパスは、ただの面白人間になってしまうという証左です。
まあ、実際にコロチキナダルがサイコパスという訳ではないのかも知れませんが、「サイコパスくらい常人離れした行動」を取っているのは事実なので、便宜上、そういう人間を「サイコパス的」と表現されることが、ままあります。

安田大サーカスクロちゃんも虚言癖がすさまじいので、サイコパスと言われがちですが、『水曜日のダウンタウン』のスターになるくらい面白いです。
当然、虚言癖くらいではサイコパスとは言えないのですが、件の『水曜日のダウンタウン』でのクッキー事件(サイコパス診断に出てきそうな結末)が台本ではないのだとしたら、リアルサイコパスの可能性が出てきます。
最近のトレンドとしては、このようなサイコパス芸人が、イジラレ役として、大変重宝されています。
しかし、誰しも、このような奇行癖の一つや二つあったりするものです。
そして、人間のそんなサイコパスな一面がお笑いのネタになり、より面白い奇行癖を持つ者が明日のお笑いスターになる時代です。
モグライダーともしげも、そんな天然ともサイコパスとも言えない、ただ奇行癖を持つだけの普通の人間(奇行種)の一人です。
そして、サイコパス芸人とは、奇行種芸人の上位版であると言えますし、天然芸人もその一種とカテゴライズすることができます。
つまり、全てのイジラレ芸人は奇行種芸人であると言えるのです。

話を戻すと、お笑いの演技法には、天然演技の他にも、サイコパス的演技がありますが、それらも全て奇行種演技の一種と言えます。
つまり、人の奇行の数だけ演技法は存在し、その奇行演技がキャラとなるわけです。
逆説的に、キャラとは、その人の奇行そのものと言えるのではないかという真理に辿り着きました。

そのネタがどのような奇行を扱うか、その奇行キャラをどう演じるかよって、ネタの説得力(=面白さ)が違ってくるので、「テクニック=演技力」は非常に重要です。
今まで、ネタのクオリティは高いのに、イマイチ爆笑にまで至らなかった理由の一端が理解できました。
ただ、お笑いで演技力が求められるのは、コント(喜劇)であり、本来、漫才に必要なのは、演技力ではなく、トーク力の方であるはずです。
つまり、それだけコント漫才が一般化しているという証左でもあります。

「伝説の一日」でのダウンタウンの漫才が、方々で絶賛されているのは、それが演技力ではなく、トーク力による本来の漫才であったからに他なりません。
本来の漫才とは、がっつり台本をなぞるのではなく、テーマを決めてフリートークをしながら、随所にネタ(笑い所)を入れるものであり、それこそが養殖ではない、本来の天然漫才と言えます。
ダウンタウンは「随所にネタ」の部分も、全てアドリブでやってしまったので、伝説の漫才化してしまったわけです。

M−1で、このレベルの漫才は、多分判定不能になってしまいますが、ある程度のフリートークは欲しい所です。
それが、昔から言っている「ライブ感」になるのであり、漫才本来の魅力と言える部分ではないかと思います。

しかし、昨今では、そんな天然漫才をしている芸人など、とんとテレビでは見ません……そう、テレビでは……
前回、古強者の「漫才はラジオで表現するもの」的発言を否定する様な事を言っていましたが、それは誤解です。
私は、漫才は視覚言語を「用いても良い」と言っていただけであり、「用いなければならない」とは言っていません。
当然、ラジオで漫才は可能ですし、プリミティブな話芸のみの漫才は、より天然に近い漫才と言えるのかも知れません。
しかし、日々ラジオで天然漫才が行われている訳ではありません。
――いや、行われています。
ただし、期せずして、行われているだけです。

天然漫才とは、「テーマを決めてフリートークをしながら、随所にネタを入れるもの」です。
つまり、漫才とは「面白いフリートーク」の事です。
フリートークと言えば、ラジオで毎日四六時中行われている事です。
そして、芸人がやっているラジオは、大抵「面白いフリートーク」です。
これは、もうほぼ漫才です。
ついに、芸人のフリートークこそが天然漫才という真理に到達してしまいました。

この真理に到達するまでに、随分と時間が掛かってしまいましたが、さもありなん。
だって、今までの人生で、ラジオなんて聞いて来なかったんですもの。
とくにオールナイトニッポンなんて、常人に聞ける時間帯にやってない上に、ビデオやレコーダーと違って、ラジオを予約録音できる家電など一般的ではないので、聞いてる方がどうかしてる説。
そんな私がオールナイトニッポンを聞くきっかけになったのが、Spotifyです。
多分、現在のオールナイトニッポン視聴者のほとんどが、Spotifyきっかけなんじゃないかと思われます。(radiko説も有り)
でなきゃ、オールナイトニッポンなんて一生聞けないでしょうし。
個人的に、よく聞いているのが、両M−1チャンピオンである「霜降り明星のオールナイトニッポン」と「マヂカルラブリーのオールナイトニッポン0」です。あと「ハライチのターン」も面白いです。

霜降り明星もマヂカルラブリーもハライチも、テレビでは養殖漫才しかしていませんが、ラジオでは、がっつり天然漫才(ただのフリートークですが)しています。
そして、面白いです。
この3組がとくに面白い理由は、アニメやゲームなどのヲタクネタをよく差し込んで来るからです。
基本的には、お笑いは、共通知識がなければ成立しないので、ヲタクにはヲタクネタが有効という訳です。
マヂラブ野田クリスタルは、R−1で優勝する以前にも、『勇者ああああ』で『抜きゲーみたいな島に住んでる貧乳はどうすりゃいいですか?』をプレミアムソフトにのし上げた程の一部で超有名なカリスマ的ヲタクであり、ハライチ岩井も毎クールほぼ全アニメをチェックしているレベルのガチヲタである事は有名ですが、霜降り明星の二人もアニメやゲームに精通しているとはテレビでは知りえないことでした。
霜降りせいやの方は、一般的な少年漫画を嗜んでいるライト層ですが、霜降り粗品の方は、「東方プロジェクト」や「ひぐらしのなく頃に」を知ってるガチヲタという事は、テレビではおくびにも出していません。(ネタ番組での使用曲が東方プロジェクトだった事はありますが)
しかも、ヲタクとして当然抑えておくべきアニメやゲームを知らなかったり(「ドラゴンボールはエロ同人誌でしか知らない」等)、好きなアニメの趣味が偏っていることから、単なるヲタクというよりも、ただのガチ二次(ロリ)であると推察できます。(ある意味、正当なヲタクですが)
あの、お笑いエリートで、次期松本人志と目されていた、霜降り粗品がガチ二次だったという事実は、ヲタク界隈での好感度爆上がりですが、年配のお笑いファンには微妙です。
その上、ギャンブルで億負けたり、童貞のまま子持ちの女性と結婚したりと、破天荒な事を繰り返している辺り、現在では、天才タイプと言うより、ただの奇行種(サイコパス寄り)なんじゃないかと思わざるを得ません。
実際、ラジオやYouTubeでは、霜降りせいやの方がトーク力は高いことが分かりますので、霜降り明星の人気は、霜降りせいやの影響も思いの外大きいのではないかと思います。
世間的には、2冠を獲っている霜降り粗品の方が圧倒的に評価は高いですが、霜降りせいやもまたR−1決勝に行った実力者であり、M−1優勝も霜降りせいやの演技力あってのものなので(『テセウスの船』出演レベル)、今後は評価の逆転もありえます。
本来、致命傷になるはずだったズムチン事件をネタにしてしまえる対応力も見事です。
現在、霜降り粗品がMCを務める事が多いですが、トーク力が高く、芸能界知識が豊富な霜降りせいやの方がMCに向いていると言えます。
同じ事はマヂカルラブリーにも言えることで、トーク力はマヂラブ村上の方が高いです。(マヂラブ村上もまた、実は学生お笑いのエリート(?)だったという事実)
やはり、売れるコンビというのは、ある程度実力が拮抗しているものなのだと分からされました。
そもそも、ダウンタウンも二人の時は、メインMCは浜田雅功の方で、松本人志はサブですが。

このようにラジオでは、生放送であるが故に(録音回もありますが)、テレビ以上に芸人の素の部分を知る事ができて面白いですが、それ以上に素が出るのが、YouTubeです。
そもそも、霜降り明星のヲタク度合いについては、ラジオ以上に、YouTubeで知りえた事です。
一時期、芸人系YouTubeを見まくっていましたが、「しもふりチューブ」「かまいたちチャンネル」「EIKO!GO!!」などは、登録者数100万超えは伊達ではなく、ちゃんとおもしろいです。
対して、登録者数10万の「野田ゲー」はちゃんとイマイチです。
こうなると、意外と戦闘力(登録者数)は参考になる様な気がしますが、結局は、趣味の問題なので、あまり戦闘力に踊らされない方が良いでしょう。
「ジャルジャルタワー」も100万超えですが、ひたすらネタ動画だけで、企画物がほとんど無いので、完全にネタファン向けチャンネルです。
ジャンルが違えば、当然、登録者数の多さが面白さとは限りませんし。
まあ、大抵の人は、最初は話題の動画やチャンネルから入って、次第に自分の趣味が分かってきて、キーワード検索から、自分だけのチャンネルリストを作っていくものですが。
私の場合は、芸人の食べ物系の企画をよく見ている事に気付かされました。
テレビでは、有吉ゼミ以外の食べ物番組は、全く見ていないし、見てこなかったので、自分の意外な嗜好に驚かされます。
芸人系のチャンネルでは、大抵、食べ物系の企画をしています。
「しもふりチューブ」「かまいたちチャンネル」「EIKO!GO!!」でも、定期的にしています。(何気に「さまぁ〜ずチャンネル」をたまにチェックしています。)
定期的に食べ物系の企画をしているチャンネルは、良チャンネルと言えます。
ただ、芸人も素人も、製造会社に気を遣って、マズイとは言わないので(海外の物には平気で言うけど)、おいしいかどうかは当てになりません。
そもそも、食べ物の好みなんて人それぞれですし。
食べ物系企画の重要な点は、その芸人の嗜好を知れる所です。
ファンなら、推しのどんな事でも知りたい的な心理です。
食べ物の好みとは、結構プライベートな事なので、ファンにはたまらない情報です。
このように、YouTubeは、推しのプライベート情報の宝庫なので、みんな、こぞって見ているのかも知れません。
だから、私は、ネタ番組の「ジャルジャルタワー」よりも、企画物ばかりの「さまぁ〜ずチャンネル」の方をよく見ているのだと気付くのでした。
いや、別にさまぁ〜ずのファンではないのですが……

そして、芸人系YouTube以外で見ているのが、VTuberジャンルです。
ある意味、ここからが今回の本題です。
はっきり言って、YouTubeを定期視聴するきっかけになったのがVTuberです。
VTuberは、コロナ禍によって、最もブレイクしたジャンルと言っても過言ではありません。
以前は、登録者数5万人くらいで一流扱いだったのに、現在では10万人は当たり前、50万人を超えて、やっといっぱしと言った感じです。
ホロライブに至っては、50万人は当たり前状態です。
はっきり言って、そんじょそこらの有象無象のアイドルを凌駕する人気です。
その背景には、コロナ禍以降、会いに行けるアイドルに会いに行けなくなったアイドル難民がこぞって、「家で会えるアイドル=VTuber」になだれ込んだ説がまことしやかに囁かれていますが、諸説あります。
また、アイドルは好きだけど、会場にまで行ってオタクと思われたくない的ヘタレ野郎や、リアルアイドルに興味のなかった全国数百万人の二次オタの一部が流れてきたのも一因かと思われます。

そして、今まで、アイドルに1ミリも興味の無かった私が、VTuberを見る様になった理由は、単純にフリートークが面白かったからです。
フリートークと言っても、ゲーム実況や実況中の雑談ですが。
そもそも、YouTubeを見るきっかけは、昔、テレビで見た人狼ゲーム(ドラマではなくバラエティ番組の方)が、妙に面白かった記憶があるので、YouTubeで誰かやってないかと検索してみたら、たまたまヒットしたのが、「リゼ・ヘルエスタのマイクラ人狼」(多分コレ)(https://www.youtube.com/watch?v=thxqrOQCsUc)だったからです。
この頃は、YouTubeなんて、言うなれば同人テレビに過ぎず、VTuberも所詮は素人のイロモノに過ぎないと思って、甘く見ていました。
そもそも、初期VTuberの配信なんて、ほぼ絵のあるラジオです。
21世紀に入って、まさかのテレビからの退化とは?!(または、サウンドノベルからの進化と捉えることもできますが)
とにかく、試しに見てみたところ、予想外に面白かったのです。
思いの外、実況もうまいし、声も声優かと思うほどキャラに合っているし、何より実況者なのに1日目で殺されてフリーズしてしまうというリアクションも絶妙に良かったです。
その後、リゼ・ヘルエスタは人気VTuberであることが分かり、VTuber入門としては、かなりの当たりを引いてしまった事が判明。
冷静に考えてみれば、検索の上位に出てきた時点で人気なのは当たり前という罠に気付かされます。
以後、VTuberのマイクラ人狼を片っ端から見まくりました。

現在、VTuberの覇権はホロライブが握っていますが(現在、VTuberランキング20位以内は、海外勢とキズナアイを除くと全てホロライブ)、当時はまだ、にじさんじとの差はほとんどありませんでした。(ホロライブの登録者数の急増は、桐生ココによる海外ニキの引き込みによる影響が大きく、その半数は海外ニキと言われている説=実質、日本人登録者はにじさんじと大差ない)
実際、マイクラ人狼は、ホロライブよりもにじさんじの方が面白かったくらいです。(そもそもシステムが違ったので)
こうして、次の雪山人狼(『Project Winter』)の時代を経て、宇宙人狼(『Among Us』)の世紀になる頃に、気が付いてみれば、私もホロライブの方をよく見る様になっていました。
雪山人狼の頃までは、ホロライブとにじさんじとの外部コラボも結構行われていましたが、宇宙人狼になると、外部コラボはめったに行われなくなった為(会社が大きくなりコンプラ問題等で、同人気分で気軽に外部コラボができなくなったとか)、必然的に、どちらか一方を見る事を迫られ(?)、ホロライブを選択した次第です。
そこで、決め手になったのが、アバターの判別です。
VTuberのコラボ配信の第一の壁として、誰が誰だか分からない(誰の声がどのアバターか分からない)という事が挙げられます。
そこは、長い年月を掛けて、徐々に覚えていくしかありません。(後に、まとめ配信を見れば速攻で覚えられると判明)
私も、最初の頃は、メイン配信者視点を楽しみながら、その中で面白かったVTuberの配信を見る、の繰り返しによって徐々に覚えていったものです。
そして、気が付けば、ホロライブのメンバー(ホロメン)全員の声とアバターが一致するレベルになっていました。
なので、以後は、自然と、ホロライブの内部コラボ配信をよく見る様になったという訳です。
では、なぜ、にじさんじよりもホロライブの方を早く覚えられたのかというと、単純に数が少ないからです。
多分、にじさんじはホロライブの3倍くらい居ます。(ホロライブの男性組や海外組は除く)
にじさんじは人狼コラボの度に、ほぼフルチェンジされるので、自然とホロライブモノに偏っていきました。
それでも、それまでの過程で、にじさんじのメンバーも結構覚えたので、大会系は普通に見れます。
内部大会の質は、ホロライブよりもにじさんじの方が多分上です。
それでも、ホロライブの方が人気なのは、何だかんだで、視聴者の過半数以上が男性だからでしょう。
ホロライブ派かにじさんじ派かの議論では、コラボで男性キャラを受け入れられるかどうかが大きな問題になります。
「アイドルに男の影があってはならない」という原理主義者の主張はもっともであり、覆し得ない定理と言えます。
昨今では、アイドルの形も様々なので、別に恋愛・結婚は自由の様な気がします。バレたら、バレたで、ただ、原理主義者からの人気が無くなるだけなので、そこから巻き返せるかどうかは、そのアイドルの力量次第というだけに過ぎません。
そして、初めから恋愛自由アイドルを謳っているのが(別に謳ってませんが)、にじさんじというわけです。
私的には、にじさんじが共学のギャグ漫画だとするならば、ホロライブは女子高の日常系と言った感じに例えられると思います。
お笑い好きならば、迷わず共学のギャグ漫画を選択すべきですが、リアル陰キャの身の上としては、男性と女性が組んずほぐれつしていると、そこはかとないパリピ感を感じてしまい、名状し難き居心地の悪さを感じてしまうのです。
そんな私の、女子高の日常系で癒やされたい気持ちをご理解頂きたい。

日常系と言えば、『咲う アルスノトリア すんっ!』は、原作がニトロプラスだったので、一体どんなに奇抜で破天荒な展開が待ち受けているのかと思いきや、「小学生の絵日記のアニメ化」と言わしめた(誰に?)程の日常ぶりで、これを正気で全話見れる人間(成人)は存在するのか、と本気で考えさせられるレベルのアレでした。(私は3話で正気を失いました)
後に、スマホゲーのアニメ化だった事が分かり、「スマホゲーアニメに当たり無し」の通りだと納得しました。(Cygames系は除くという説有り)

私的には、「日常系=ゆるギャグ」(『ひだまりスケッチ』のイメージ)だと思っているので、何のオチも無い、ただの日常を、日常系に含めるのは如何なものかと思っています。
ただし、VTuberの配信でも、何も起こらない、ただの日常回もあります。
それは仕方の無いことです。
だって、生配信なんですもの。
テレビで言えば、生放送です。(テレビの生放送と言うより、実質ラジオの生放送寄りですが)
テレビの生放送と言えば、出演者もスタッフも一流のスキルを持ったプロフェッショナルの戦場とも言える代物です。
そんな生配信を、頻繁にやっているペテランVTuberのトークスキルが低い訳がありません。
そんじょそこらのアイドルや芸人よりも、トーク力は上なんじゃないかと思ってるくらいです。
ゲーム実況においても、スポーツ実況のような客観的状況説明ではなく、面白おかしくなる様な主観的感想を心がけている様なので、おもしろ主観の持ち主の実況は、本当に面白いです。
そして、面白い主観の持ち主とは、大抵、奇行種です。

しかし、奇行種とは、イジられてナンボなので、ツッコミ役がいないと機能しません。
コラボならまだしも単独配信では、その真価は発揮できないと思いきや、視聴者のコメントがツッコミ役を果たすという、テレビではあり得ない芸当こそが、YouTubeの神髄と言わざるを得ません。
そして、この、配信者と視聴者とのリアルタイムでのやりとりこそが、VTuberにハマる理由の一つであり、それによって成長するアイドル(VTuber)を見守ることで、あたかも自分がアイドルPにでもなったかの様な感覚を覚える事こそが、会いに行ける系アイドルにハマる理由なのかも知れません。
所詮アイドルなんて、エロゲ的な劣情の矛先として応援しているだけの代物と思いきや、一種の育成シミュレーション感覚で応援するという嗜好もありうるのかと、目からうろこです。
期せずして、アイドルオタクの気持ちの一端を理解する日が来ようとは夢にも思っていませんでした。

そして、同時にスポーツファンの気持ちも理解できる様になりました。
今までは、よくある笑い話の様に、「プロは、応援する方より、される側の方が、よほど金銭的に恵まれてるんだから、むしろ応援されるのは応援してる側だ」という理屈はもっともなので、何が楽しくて他人がゲーム(試合)をしているのを観戦しているのか、理解不能でしたが、当の自分が他人(VTuber)がTVゲームをしているのを観戦して楽しんでいるといるという事実に気付いた時、急に悟りが開けました。
スポーツファンの気持ちが完全に理解できました。
だからと言って、スポーツファンになれる訳ではなく(別にスポーツに興味は無いので)、それはスポーツファンも同様です。
VTuberの大会(マリカー、スプラ、麻雀、運動会等)などは、スポーツ大会そのものです。(そもそもeスポーツですが)
それを面白く感じるのは、贔屓の選手――すなわち、推しが居るからに他なりません。
普段、野球には全く興味が無くても、甲子園に自分の出身校が出ていると、少しは関心が出てきたり、あまつさえ応援したりする心理こそが、スポーツファンの心理です。
そして、特定の推しがいなくとも、よく知る選手がいれば、それが一時的な推しになって、試合観戦が楽しくなるものです。
VTuberの大会でも、推しが途中で負けたら、それ以降の活躍が見れなるので、大変残念ではありますが、それでも、最後の決勝まで見てしまうのは、知ってる選手がいるからに他なりません。
一人でも推しが居たら、その周辺やライバルも知りたくなり、さらにさらにと最終的には全選手が知りたくなるものです。
そんなスポーツファン心理を、VTuberを通して学びましたが、よく考えれば、M−1も似た様な事をしているのに、なぜ気付けなかったのでしょうか?

それは、やはり、そもそもお笑いが優劣を競えるものではないからに他なりません。
大会という便宜上、勝敗を付けては居ますが、賛否が起こることもありますし(この時点で明確に白黒が付くスポーツとは異なる)、優勝者よりもブレイクしているコンビもいるので、あくまで、大会上の優劣であり、お笑いの優劣とは言えません。
そこが、スポーツとの大きな違いです。
つまり、お笑いは芸術活動に他ならないという事です。
芸術と言うと、なんだか高尚な物の様に聞こえますが、逆説的に、芸術とは、その程度――そういう物という事です。
ウ〇コも芸術を称せる世の中ですし。
――というか、世の中、なんでもピンキリです。
お笑いがキリという訳でありませんが、多分、キリ作品が多いので、侮られているに過ぎません。

VTuberのゲーム配信とは、そんなスポーツと芸術の両面を併せ持つコンテンツに他なりません。
まあ、大仰に言ってますが、ただ面白おかしくゲームをしてるだけですが。
しかし、これがブレイクしない訳がありません。
まあ、それをVTuberがやる必然性はありませんが――あります!(即否定)
生身の顔より二次元の絵の方が見れるし、声も良い方が良い。
VTuberの最大の功績は、プロゲーマー以外で、ゲームプレイでお金を稼ぐという手段を確立したことです。
以前から、個人レベルでゲーム配信で小銭を稼ぐ事は行われてきましたが、VTuberはその比ではありません。
しかも、プロゲーマーよりも格段に敷居は低いです。
視聴者は、攻略プレイではなく、面白プレイや成長プレイを期待しているので、別にゲームがうまい必要もありません。
むしろ、うま過ぎない方が良いくらいです。

VTuberなのに、そこを理解していない者も居ます。
その筆頭が文野環(旧:野良猫)です。
多分、VTuber界では、圧倒的奇人(奇行種)です。
にじさんじに所属していながら、未だにゲーム実況ではなく、雑談配信をメインにしているくらいです。
戦闘力(登録者数)約30万の中堅VTuberですが、ゲーム配信を始めれば、一年以内に100万行くんじゃないかと思う程、一部でカルト的人気があります。
配信を見ればわかりますが、まず、スパチャの事を「お金」と言ってる時点で、「ん?」って感じです。
普通、お金については、下品にならない様に、オブラートに包んで表現するものですが、文野環はあけすけに言ってのけます。
そこにシビれてあこがれる人、多数。
『Among US』(宇宙人狼)の時も、基本的ルールすらよく把握せずにプレイしたり(クルーなのにタスクをしない)、あまつさえ、プレイ中にパンの耳を食べはじめたりと、奇行が留まるところを知りません。
さらに、デビューから4年も経つのに、自分のファンネームすらわかっていないとか、もう、やりたい放題です。
また、レジュメまで用意しての、牛丼(https://www.youtube.com/watch?v=GNn2agIzuUA)やマック(https://www.youtube.com/watch?v=6sNF7H9V45U)についての研究報告は、中々興味深いものがありました。
内容はいちゃもんレベルですが、小学生の自由研究としてはトップレベルの出来であり、ともすれば、どこかの大学なら卒論として認めてくれそうなくらいよく出来ていたので、「この人、大卒かな?」と一瞬、思ったりなんかもした程です。
そんな奇人がリアルタイムでフリートークをするのだから、面白くない訳がありません。
毎回、どこかおかしな発言をするので、大抵、コメントでツッコまれてます。
他のVTuberに比べて更新頻度は少ないですが、それでも、いまだに定期的にチェックしているVTuberの一人です。

「スパチャの事を「お金」と言う」に似た表現として、他のVTuberの事を「他の女」と言っているのが、戌神ころねです。
文野環と同じ臭いのするVTuber界きっての奇人です。
ライブ配信中に寿司を食べているのがバレた事に逆ギレするという奇行がバズった事で、後に、VTuberが、ライブ配信中に、平気で物を食べる様になったきっかけを作った張本人です。(多分)
そもそも、そんな性格の前に、しゃべり方に衝撃を受けます。
ちゃんと標準語をしゃべっているのに、イントネーションが東北訛り(?)という、唯一無二のキャラです。
普通、テレビの訛りキャラは方言を強要されるものですが、戌神ころねは方言をしゃべらない所が新しく、方言を知らない人にも対応した汎用性の高いキャラと言えます。
「しばきあげパンチング」とか、子供のことを「童(わらべ)」と言ったりと、独特のワードセンスも、その魅力の一つです。
とりあえず、このしゃべり方に興味を持って配信を見ている内に、その奇行が明らかになり、さらに配信を見続ける様になります。
ホロライブ(日本)で最初にブレイクしたVTuberであり、現在ホロライブ内で常態化している耐久配信の悪習を作った張本人です。
最初は、ゲームをしてお金が貰えるバイトのつもりでVTuberを始めたのに、いつの間にか、アイドルとして、オリジナル曲を出したり、ライブをさせられたりしているという、ある意味、戌神ころねこそが、真の天然アイドルと言えなくもありません。

そして、三奇人(?)最後の一人が、さくらみこです。
とは言え、さくらみこは、別に奇人というわけではありません。
よく天然扱いされていますが、天然とも少し違います。
ホロライブ最大のイベントである大運動会の主催者であり、24時間企画のMCをやったり、、数々のコラボ配信を企画したり、ホロメンの中ではパソコン知識もある方で、かなり有能です。
なにより、ホロメン内ホロライブ検定ランキング第2位(92点)という、普通のエリートです。
それでも、ホロメンにポン(ポンコツ)扱いされるのは、ただ、ゲームがそれほどうまいわけではない(下手なわけでもない)からであり、そもそも、あの赤ちゃん声が侮られる一因になっている事は疑いありません。
逆に、あの声で有能な人間を想像することが出来ません。(多分、この世のどこかには居るんでしょうが)
戌神ころねに「みこみこは頭があんまりよろしくないから〜」と言われていましたが、頭がよろしくないわけではなく、ホロライブ検定ランキング第2位という結果からも分かる通り、知識が偏っているだけです。(「阿鼻叫喚」を「あえんびえん」と言ってる時点で、どう言い繕っても、「みこみこは頭があんまりよろしくないから〜」と言われて仕方ありませんが)
過去のゲーム遍歴でも、エロゲをやっていたり、マイナーな3Dゲーム(名前忘れた)をしていたりと、女子としてもかなり偏っています。
また、アニメの『School Days』を知っている辺り、ただの赤ちゃんではありません。
赤ちゃん声で、知識が偏っていて、ゲームがそれほどうまくない人間が、ゲーム実況をすると、なぜか面白い事が起こります。
なので、コラボ配信でさくらみこがいると、大抵、さくらみこ視点で見る事が多いです。
たまに、低音(?)ボイスで面白コメントする辺り、ちゃんとお笑いを理解しているので、天然とは言えませんが、知識の偏りから来る本人も無自覚なボケを連発するので、天然と勘違いされやすいのでしょう。(世間では、それも十分に天然に含まれますが)
また、ファンネームを「35P」(みこぴー)としている辺り、アイドルというものをよく理解しています。
一応、ホロライブ0期生として、最上級先輩的立場なのに、若手の5期生からもナメられている(良い意味で←正しい使い方)ところが良いです。(にじさんじなら、笹木咲とか、結構、後輩にナメられていて面白いです)
そんな、さくらみこが0期生として幅を利かせてる内は、ホロライブは安泰でしょう。
ホロライブは、そのうち紅白に出るんじゃないかと思うので、アイドルファンは、さぞ応援し甲斐がある事でしょう。

ここまでの話でお分かりになった通り、面白いVTuberとは、初期設定として用意されたキャラが良いのではなく、単純に中の人の素のキャラが面白いだけです。
最初期は、初期設定キャラを演じる事が当然でしたが、いつの頃からか、素のキャラを出しても良いという世の中になっていました。
現在では、いまだに初期設定キャラを演じているVTuberの方が少ないでしょう。
SMOK(スバル,ミオ,おかゆ,ころね)に至っては、初期設定キャラを「別人格」としてイジってるほどです。
芸能人の場合は、テレビの編集や舞台出演のみ等で、設定キャラを素だと思わせる事は比較的容易ですが、ライブトークメインのVTuberでは、完全に素を隠す事などほぼ不可能です。
素のキャラを隠して素の容姿をさらけ出す生アイドルか、素の容姿を隠して素のキャラをさらけ出しているVTuberの、どちらが好みかは、完全に各人の嗜好に寄ります。

現在のVTuber総数は2000を超えると言われているので、以上に挙げた3人は氷山の一角に過ぎません。
ホロライブやにじさんじ以外にも、面白いVTuberはいるかも知れませんが、やはり、単独配信(ピン芸)よりも、コラボ配信(漫才)の方が面白いので、結局、ホロライブやにじさんじのようなグループが強くなるのは必然です。

なにより、グループ内コラボ配信の場合、内輪ノリの面白さを共有できる所が画期的です。
他のメディアでは、なかなか体験できない、究極のお笑いです。
結局、どんなに最高のお笑い芸でも、内輪ノリには敵いません。
それは、お笑いの構造上(共有知識の有無)、仕方の無いことなのです。
一人でお笑いを楽しむより、他者とお笑いを見て、それを内輪ノリに昇華させる方が圧倒的に楽しくなるという法則です。
ライブ配信では、それを体験できてしまえるところに未来のお笑いがあります。

まあ、先述した様に、ライブ配信は水物なので、毎回、面白が起こるとは限りませんが、つい、それを期待して見てしまうと言う、あたかもギャンブル依存症の様な感覚でYouTubeを見ている今日この頃。

以前から、「テレビの視聴者数が減ったのは、テレビが面白くなくなったからだ」とよく言われていますが、実際は、単にテレビ以外のコンテンツが増えたからに他なりません。
つまり、テレビが面白くなくなった訳では無く、テレビを見ている場合ではなくなっただけです。
その筆頭がネットであり、YouTube(TikTok等含む)です。
テレビでニュースしか見てなかった人は、ネットで事足りるでしょうし、そちらの方が利便性が高いので、もはやテレビを見る必要はありません。
YouTubeなどは、そのまま、ただの同人テレビなので、ある意味、テレビの一種以外の何物でありません。
つまり、「テレビの視聴者数が減った」のではなく、「地上波テレビの視聴者数が減った」だけです。
しかも、最近では、見逃し配信サイトやサブスク動画サイトまで、充実し始めたものだから、もはや、内容の面白さは関係なく、リアルタイムで地上波テレビを見るメリットすら考えさせられるレベルです。
それ以前に、レコーダーの発達で、多くの人は録画視聴が一般的です。
かく言う私も、見逃し配信サイトを利用しています。
「ネットもテレ東」を。
かれこれ、コロナ禍以前の5年以上前から利用しています。
当時としては、地方に居ながらにして、テレビ東京の番組が見れるという、破格のコンテンツだったので、利用しない手はありませんでした。
見逃しどころか、見れないはずの番組が見れるので、ただチャンネルが1つ増えた様なものです。
つまり、見逃し配信サイトとしては利用してません。
TVerでも普通にテレビ東京の番組は見れましたが、なんか「ネットもテレ東」の方が純正っぽいので、いまだに頑なに「ネットもテレ東」を利用し続けています。
まあ、見てるのは、『有吉ぃぃeeeee!』と『にちようチャップリン』くらいですが……(当時は今は無き『勇者ああああ』も)
基本、見逃し配信サイトは、ホントに見たい番組を見逃した時以外使ってません。(普通)
基本、テレビ(リアルタイム視聴)は、ながら見なので、見逃してしまった番組は、見逃しっぱなしです。
ある種、テレビとは、別作業時の手慰みです。
それが、コスパ(タイパ)時代のテレビの存在意義と言えなくもありません。
現在の地上波テレビの存在意義とは、番組の面白さにあるのではなく(面白いのは当たり前)、もっと別の所にあると、キー局の人々はしっかりと認識する必要があります。(無料ボタン一発ながら視聴装置等)
YouTubeでは、基本的に再生数を稼ぐために、短期決戦で、短時間に情報を詰め込んでいますが、企業サイトでは自社の旧作アニメ(場合によっては新作も)などを全話見る事ができたりと、映像に関する事は、テレビ以上にバラエティ豊かで、地上波にできる事は、全てYouTubeでできると言っても過言ではありません。
その上、ライブ配信もあるので、YouTubeに関しては、やれる事が多す過ぎて自身の存在意義を考える暇もありません。
すでに国会中継なんかは、NHKよりも、YouTubeのライブ配信の方が視聴率は圧倒的に高いので(多分)、テレビの領域を侵しつつあります。
このシステムが進化すれば、誰もが国会に参加できる様になって、代議制システムも崩壊しそうです。(んなこたぁないけど)
ライブ配信(単なる生放送では無い、視聴者との双方向的コミュニケーションが可能な放送形式)的な事は、当然テレビでも可能で、まさにM−1が、SNSやアプリと連携することで、それを実現していました。(テレビ単体でもDボタンがありますが……)
また、番組主導ではなく、視聴者が掲示板で盛り上がるリアルタイム視聴もネットが無かった頃には想定されていなかったテレビの楽しみ方と言えます。
よりデジタル化が進めば、こうしたネットとの連携は必須になり、結局、テレビはYouTube(ネットテレビ)に近付いて行くことになりそうです。
現在、ライブ配信のリアルタイム視聴者の上位は大抵VTuberが占めています。
ライブ配信は、基本的にリアルタイムで見る物ですが、アーカイブ化された動画は、短期決戦動画とは真逆に、ダラダラと長時間流れるので、ながら見には持ってこいです。
『PICO PARK』や『ルドー』などは、ながら見してたのに、気付いたら、ガン見してたりしますが。
こういうのがあるから、VTuber動画はやめられません。

今回、VTuberを通して、「キャラ(奇行)による天然の笑い」「ライブによる内輪ノリ」等、新たな笑いの真理に辿り着きました。
そして、フリートークという天然漫才の面白さに気付いた時、漫才ネタ(養殖漫才)とは、面白いフリートーク(天然漫才)への前段階ではないかという可能性を見出すに至りました。
ネタが面白くても、トークができないとブレイクできないというのは、そういう事なのかもしれません。
ネタ作りの才能とトークの才能は全くの別物かも知れませんが、ネタ作りのスキルを磨く事により、面白トークのスキルも上がるのは確実です。
それは、大抵、ネタを作っていない方が「じゃない方」になってしまう事でも証明されています。

とかく、世の中には「天然>養殖」神話がありますが、魚は天然の方がうまいのかもしれませんが、肉は養殖(?)の方が圧倒的にうまいものです。野菜・果物も然り。
基本的に、天然の価値とは、希少価値に他なりません。
その中に、たまたま養殖を超える質の物が存在するので、過剰に評価されるに過ぎません。
しかも、必ずしも毎回、同じ質の物が取れるとは限りません。
対して、養殖には、安定性という利点があります。
これは、海産物に限った事ではなく、お笑いにも言える事です。

漫才ネタ(養殖漫才)と、フリートーク(天然漫才)に優劣は無く、単純に好みの問題と言えます。
それでも、ガチガチのネタ漫才よりも、フリートークの方がライブ感が出るので、内輪笑いを創出しやすい事は間違いありません。
そして、そのフリートーク漫才に近い事をしていたのが、さや香です。

――と、「M−1 2022」についても、このまま続けて行きます。
「M−1 2022」で注目すべきは、残念ながら、優勝したウエストランドではなく、さや香の方です。
そもそも、みんな言っている様に、最終決戦の初っ端で噛まなければ、さや香が優勝していた事は疑いありません。
一つ言っておくなら、初っ端で噛んだ事が敗因ではなく、噛んだ事で、それ以降も、素人目にも分かる程、動揺して漫才のテンポがおかしくなってしまったのが原因です。
元々、一本目に評価されたさや香の持ち味は、ライブ感を感じさせる程の勢いでした。
ナイツ塙も「フリートークの様な漫才はやろうとしてもできるものではない」と、さや香の漫才を評しており、それほどに、さや香の漫才にはライブ感がありました。
やはり、漫才には勢いが大事です。
勢いと言っても、ケンカ腰という事ではなく、「声は大きく、自信を持って、テンポ良く」と言う感じです。(全てインディアンスにも当てはまりますが、やはり、ネタも大事という事です)
その勢いが、最終決戦の時には、十分に発揮できていませんでした。
今回ならば、その勢いだけで優勝できていたかも知れませんが、次回以降は、流石に勢いだけでは優勝できないので、次回までに、どう成長するのかは見物です。

カベポスターはよかったです。
ホントに悪いところがありませんでした。
ただ、順番がトップだったというだけで、8位です。
順番次第では、3位に入っていた可能性もあるんじゃないかと思った程です。
なので、明らかにテンポの悪かった真空ジェシカに11点も差を付けられるはずがありません。
そして、その11点差を一人で付けたのが、オール巨人、上沼恵美子の審査員二大重鎮がいなくなって、新たに入った山田邦子です。
完全にやらかしました。
いくら何でも一人で11点差を付けるのはやり過ぎです。
しかも、個人的に、ネタ的には真空ジェシカの方が良かったかもしれませんが、総合的にはカベポスターの方が良かった程なので、間違っても11点差はありえません。

敗者復活のオズワルドは、敗者復活と同じネタだったので、嫌な予感はしてました。
ロングコートダディは、ブレずに、今年もコントしてました。しかも、ダブルボケスタイルです。
男性ブランコも、KOF準優勝らしく、シュールコントスタイルでした。
多少の音楽知識を要求されるネタだったので、万人受けを狙えない為、賞レース向けのネタとは言い難いです。
意外と点数が高かったのは、KOF準優勝による後光効果以外の何物でもありません。
ダイヤモンドは、2022のダークホースと言っても良いでしょう。(他の初出場組よりも、圧倒的に知名度が低いので)
ネタだけなら、MFNクラスだったので、あのネタが最下位とか、ちょっと納得いきませんが、大吉先生の云う通り、総合的なテクニックが足りてなかったのは確かです。
最初から最後までパターンが一定で、変化に乏しく起伏や山場が無かったのはその通りなので……
逆にテクニックを身につければ、大化けする可能性がある、まさにダイヤモンドの原石です。
三回戦と同じネタだったので、最終決戦では、どういうネタをしていたのか気になったところです。
ヨネダ2000に至っては漫才ガン無視のガチコント。
でも、締めは一番良かったです。
キュウは、ちょっと淡々とし過ぎていたかもしれません。
ダイヤモンド以上に起伏が乏しい印象でした。
しかも、なぞなぞ形式は、頭を使う分、笑いに割くタスクが減るので、うまくやらないと賞レース向きとは言えません。
とくに、この頃には、さや香基準の、勢い重視大会になっていたので、さらにキュウには厳しい状況でした。
ここに挙げた6組は、はっきり言って、カベポスターと大差ありませんでした。
故に、カベポスターも3位に入っていた可能性は十分にあったと言えるわけです。

そして、一本目のトリとなったのが、優勝したウエストランドです。
ウエストランドもまさかのなぞなぞ形式と思わせておきながら、いつもの毒舌。
はい、分析勢のウゼェお笑いファンです。
完全にYouTuberと分析勢のウゼェお笑いファンを敵に回しました。
しかし、分析勢のウゼェお笑いファンの分析はあながち間違っているとは言えません。
前回、「怒ってる系のツッコミが怖すぎるのでマイナス」的な分析をしていました。
今回も怒ってる系のツッコミでしたが、前回と違って、相方ではなく、視聴者に対してツッコム様に修正された事により、客前で店員が店長に怒られている様な不快感が無くなったので、格段に見やすくなりました。
毒舌の対象ではない人々にとっては、それはそれは面白いネタだった事でしょうよ。
最終決戦では、一番笑いが多かったのはウエストランドですが、1回目が考慮されてさや香が優勝するんじゃないかとも思っていましたが、そんなに甘くはありませんでした。
毒舌系王者は、忘れられた王者である、とろサーモン以来ですので、一抹の不安を覚えずには居られません。
またM−1品格問題が勃発しない事を祈ります。
しかし、マヂカルラブリー同様、前回出場時下位からの優勝で、「M−1で下位になっても十分に希望はある」と証明した功績は大きいです。
むしろ、上位常連程優勝できないというジンクスの方が深刻ですが……

また、ウエストランドは、近年稀に見るコンビ間格差の大きいコンビです。
もはや、ウエストランド井口一人の力で優勝したと言っても過言ではありません。
トレンディエンジェルもお笑い力に差のあるコンビでしたが、トレンディエンジェルたかしは、お笑い力は低くとも、奇行種だったので、芸人としての需要はありました。
対して、ウエストランド河本には芸人たり得る奇行があるのか不明です。
それ次第で、今後のウエストランドの方向性が大きく変わってくる事は間違いありません。

また、ウエストランドの優勝で、個人的に一つ懸念があるとすれば、最近聞き始めたオールナイトニッポンの件です。
霜降り明星、マヂカルラブリーと立て続けにM−1優勝芸人が抜擢されましたが、若いウエストランドの優勝により、新たにオールナイトニッポンを任されるんじゃないかという可能性です。
そうなると、ZEROの方のマヂカルラブリーが降板になりそう……
もしも、実際に「マヂカルラブリーのオールナイトニッポンZERO」が終わったら、是非、YouTubeで「マヂカルラブリーのオールナイトニッポンZERO2ダッシュ」として、復活して欲しいものです。
現在でも、YouTubeでラジオ番組を配信をしている芸人(サンシャイン池崎等)はいますが、録音が主です。
YouTubeでのライブ配信は、完全にラジオ番組の上位互換なので、ノウハウが出来上がれば、オールナイトニッポン以上の番組に仕上がる気がするので、その際には、是非トライして欲しいものです。

まあ、ウエストランド井口が童顔なので、ダマされますが、実はウエストランドの二人はマヂカルラブリーやミルクボーイよりも年上という事実。
さらに、何だかんだ言って、マヂカルラブリーは史上最も三冠に近付いたコンビなので、ある意味、最強芸人と言っても過言ではありません。
単に、M−1優勝芸人というだけでなく、+αを兼ね備えたコンビなので、そう簡単には、オールナイトニッポンの座は譲らないでしょう。
どちらにしろ、ウエストランドのトーク力次第なのですが。

いろいろとあった決勝戦に対して、今年の敗者復活はわりと粒ぞろいだった感じです。
結果、オズワルドが敗者復活を果たしましたが、これは完全に、いつもの人気票に後押しされたパターンです。
多分、実質、1位は令和ロマンだったのではないかと思います。
そんな令和ロマンを差し置いて、私が注目していたのが、ストレッチーズです。
漫才の入り方や客イジリなど、ライブ感があって、めちゃくちゃ良かったのに、終わり方がなんだか投げやりな感じでした。
直後のカゲヤマも面白かったです。
いいキャラしてました。
時間切れの爆発が目茶苦茶良いタイミングだったので、これが決勝だったら優勝レベルの出来でした。
結果、ストレッチーズは最下位で、カゲヤマも12位でしたが……
ちなみに、2022の三連単予想は「敗者復活−真空ジェシカ−ダイヤモンド」で、三年連続、最終決戦コンビを一組も当てられず、しかも、三位予想のダイヤモンドが最下位という……

こりゃもうだめですね。

はい、だめです。

もういいよッ!

ありがとうございました〜

2023/06/28


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