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『第4回 年末お笑い総括報告書』


今年も、いよいよM−1の時期になりましたが、この師走の第一日曜日放送というのは、分かってはいても、唐突過ぎて、いまだに慣れません。
今回は、新システムの導入もなく、ようやく落ち着いてきた感がありました。
しかし、4組が初出場で、残り6組が前回の決勝出場組という、「第13回大会その2」と言わんばかりの構成……
これは、和牛の優勝は確約されているものとばかり思っていたのが、私だけではないことは、事前の順位予想からも明らかです。

ただ、ダークホースの見取り図とトム・ブラウンは要警戒と思っていたところに、トップバッターに見取り図登場。
今回の公式のダークホースだったので、どんなイロモノダークホースかと思いきや、超正統派漫才で終始呆然。
調べてみたら(=ググってみたら)、結成12年以上のそこそこのベテランで、どちらかというと、テンダラー的ベテラン系ダークホース枠だったっぽい事が明らかに。
しかも、前回の敗者復活にも出ていたことも発覚し、どう考えても、公式ダークホースはトム・ブラウンなんじゃねーのと思わずにはいられません。
見取り図は銀シャリ的正統派漫才枠の方がしっくりきます。
それにしても、前回の敗者復活に出ていたにも関わらず、全くの無記憶……
まあ、数々のイロモノがひしめく敗者復活戦の中での正統派漫才では、印象が薄くなるのも仕方ありませんが。
そして、正統派漫才であるにも関わらず、低得点の上に、わりと審査員から酷評されるという仕打ち……
しかし、概ね、上沼恵美子と巨人師匠の批評は的を射ている気がします。
特にマルコ牧師のくだりについては、私も巨人師匠と全くの同意見でした。
なにせ、マルコ牧師の名が出ると同時に、誰ソレ→瞬時にググった人多数。(私含)
――という、架空設定へのツッコミまでに、十分検索する間があるというのは、問題です。
知らないことがあると、すぐに調べずにはいられない知的好奇心旺盛な人間にとっては、架空設定は、ツッコミを入れるまでの間、ずっと、もやっとする事になるからです。
そもそも、お笑いは万人の知る共通知識を扱うものであり、それに反する場合は、それを十分にフォローできる必要があります。
今回は、それが十分とは言えませんでした。
ツッコミを遅らせるにしても、せいぜい1つか2つネタを挟むくらいじゃないと、その間のネタはずっと、もやっと状態のままです。
少なくとも、視聴者に検索の間を与えてはなりません。

ダークホースの一角が崩れ、俄然和牛優勝の可能性を感じてきたところで、2番手は、実質、和牛のライバルと目されているスーパーマラドーナの登場です。
トップバッターがややスベリ状態だったので、ここから真のM−1が始まるのかと思いきや、まさかのややスベリ……
以前、問題になったヤベー奴ネタですが、リアルにヤベー奴ネタだったのが問題だったのかもしれません。
もしかしたら、今年、ラストイヤーだったスーパーマラドーナにかけて、「サイゴにサイコ」というシャレのつもりだったのかもしれません。(それはない)
結構、スベリネタが多用されていましたが、そもそも、スベリネタを入れるなら、それに対する絶妙のツッコミを用意しないと、割に合いません。
見取り図同様、審査員から酷評されていた通り、ラストイヤーネタとしてはどこか、もやっとする内容でした。
もはや、本人達も最終決戦には残れないと悟っていたのか、中継の方で頑張っていましたが、果たして爪痕を残せたのかどうかは、定かではありません。

そんな中、今年も二冠の可能性のある、かまいたちの出番です。
今年の前半は、まんまとにゃんこスターにやられていましたが(番組出演本数的に)、後半は、さすがにキングオブコント王者の貫禄を見せて、巻き返した印象なので、「もしかしたら、やるかも」的期待を込めて、マイ予想は、和牛−かまいたち−ミキ(敗者復活)、としました。
かまいたちの出来次第では、「かまいたち二冠達成」というシナリオもあり得ると思っていたのですが、ネタが終わると同時に、この世界線は「かまいたち二冠達成」シナリオルートだと確信しました。
ネタもよかったですが、客いじりもよかったです。
3組目にして、MFN(マイフェイバリットネタ)確定です。
今年は『シュタインズ・ゲート ゼロ』の年だったので、タイムマシーンネタは、まさに旬のネタでした。(『斉木楠雄のΨ難』(2期)でもタイムスリップネタが頻発していた)
確かにポイントカードはタイムパラドックスを引き起こしにくいので、過去改変目的としては、絶妙に下らなくて合理的なので文句の付けようがありません。
確実に優勝クラスのネタで、文句なく平均95点以上のネタだったのですが、それに近い点数を付けていたのは上沼恵美子だけ……
前の2組がアレだったので、その落差が凄過ぎたため、審査員の点数感覚がおかしくなっていたのかも知れません。
なので、松本人志の「しまった」は、点数を低く付け過ぎてしまったからだと、私は信じて疑っていません。
最終決戦に残っていれば、十分優勝の可能性はあったはずなので、非常に残念です。

対して、ラストイヤーのジャルジャルは、ジャルジャルらしい、謎ゲームネタで見事に最終決戦に残りました。
今までは謎ゲームのルールが難しすぎたり、ゲームについて行くのが難しかったりで、大きく好みが分かれたスタイルでしたが、今回は謎ゲームという新しさの中に、ルールのわかりやすさに加え、わかりやすい面白さ(下ネタっぽい「ゼンチン」のくだり等)が備わっていた点が、高得点の理由かと思われます。
まあ、これを漫才と呼んでも良きかなと思わなくもありませんが、二人でべしゃれば、それが漫才という事でしょう。
このネタを批評するなら、巨人師匠の言う通り、うまく説明はできないが、とにかく笑えるネタと言えるのかもしれません。
ジャルジャル好きの松本人志は92点以上確実だなと思ったら、ほんとに92点だったので、意外と低かったと思っていたら、立川志らくが99点……
この時点で、少し「ん?」と思っていましたが、とりあえず保留。
かまいたちとの点差、12点中11点が立川志らくなのですが、意外と上沼恵美子とサンド富澤以外全員がジャルジャルに高得点を付けていました。
私的には、かまいたちの方が総合的に上だったのですが、仕方ありません。
しかし、かまいたちは、完全に順番が悪すぎたと思っています。
もしも、ジャルジャルとかまいたちの順番が逆だったなら、結果も変わっていたと信じて疑っていません。
ですが、最終決戦に関しては、事情が違います。
最終決戦では、結果的にジャルジャルには一票も入りませんでしたが、一番テンポが良かったですし、勢いもあったので、ともすれば優勝もありうるのでは? と思ったほどでした。
少なくとも、立川志らくの1票は確実かと思いきや、突然の手のひら返しぃッ!(霜降り明星的ツッコミで)
結果3位でしたが、他の2組と比べて、無票という結果ほどの差は無かったと感じました。
個人的には、今回の最終決戦は、三者三様で、M−1史上最もレベルの高い最終決戦だったのではないかと思います。

次のギャロップは、初決勝にして、ジャルジャル同様のラストイヤーでしたが、結果はご覧の通り(有様)でした。
ギャロップは、半ばダークホース扱いだったように、ノンケ(非お笑いファン)の方々は、名前も知らなかった事でしょう。
私も、オンバト時代に、何度か名前を聞いたことがあるような的印象しかありませんでしたが、ググってみたら、旧M−1時代の準決勝常連だったほどの実力者であることが明らかに。
スタイルは、見取り図同様正統派漫才だったのですが、見取り図は後半で変化を加えて巻き返しましたが、ギャロップは最初から最後までずっと正統派漫才だった感じです。
中川家礼二の言う通り、最初から最後までとくに変化が無かったと言うか、大笑いへの伏線が無かったのは、少なくともM−1向けのネタでは無かったと思います。
結果的に、得点は見取り図よりも上でしたが、もしも、トップバッターだったら、ゆにばーす同様、500点台もあり得たかも知れません。
巨人師匠がめちゃくちゃフォローしていましたが、大多数の視聴者は、ギャロップの真の実力を知らないので、トレンディエンジェル枠(ハゲ枠)で決勝に上がって来たイロモノという印象が残れば、まだ良いのですが、実際はイロモノではなく、ガチ正統派漫才というスタイルと相まって、もはや年配枠のおじさん達という印象があったかどうかという感じです。
とりあえず、決勝には進出したので、年始のお笑い番組でその真価を発揮して頂きたく候。

前のギャロップが、散々な結果だったので、次のゆにばーすは、さぞ、気が楽かと思いきや、2nd史上初の平均85点未満(500点台または600点未満)で、圧倒的最下位ぃぃぃぃッ!
審査員の皆さんも、概ね酷評。
少々噛んだりして、確かにテクニック的な問題もありましたが、ネタに関しても、確実に前回の方が面白かったです。
何より、前回は、最後に伏線を回収して爆笑で終わりましたが、今回は、それがありませんでした。
それどころか、終了間際の漫才のくだりが無意味に長すぎて、完全に流れが止まったのは問題です。
しかし、まあ、600点未満の出来だったかと言われると、トップバッターだったら、意外と600点以上になっていたのではないかと思います。
ゆにばーすは、M−1特化型コンビだというのに、これでは、来年は決勝に残れるのか不安しかありません。

かまいたち→ジャルジャルで上がって来たボルテージが、ギャロップ→ゆにばーすで、明らかに下がって来るのを感じながら、次は上がる波が来るはずという事で、優勝候補(?)のミキ登場。
しかし、これまで正当派漫才スタイルがボロクソ言われ続けてきたので、同じく正当派スタイルのミキも苦戦するのではと、少々不安でした。
しかも、所々で噛み倒し、見取り図同様の誰それネタ……
レイ・クロック、ジョン・グレイ、マイケル・ブルームバーグ、複数いる上に、聞き取りづらくて、検索する間も無く(別に必要ない)、すぐにツッコミが入ったので、全く印象に残っていません。
ここで、マルコ牧師くらいわかりやすいと印象に残るという事が明らかになりましたが、そもそも、ミキの挙げた3人は、全て実在の人物なので、架空の人物であるマルコ牧師と比べてはいけません。
ミキは、高速系でネタを連発するスタイルのため、上記の誰それネタの様にサラッと流されましたが、個人的に「めちゃめちゃ簡単なアハ体験」のくだりが好きです。
でも、このネタ、分からずに聞き流してた人多そう……
ジャルジャル並の勢いがあったので、かまいたち危なそう、とか思っていたら、結果はかまいたちを2点上回る638点……
やってくれたな、上沼恵美子。(毎年恒例)
贔屓が過ぎるのは、問題ではありません。
問題は、漫才後ならともかく、漫才前に好みを公言し、さらに、万全の状態ではなかったミキに対して高得点を付けたことです。
まあ、今回の場合は、敗者復活前に好みを言ったら、本当にミキが敗者復活してしまったという事故のようなものなので、仕方ないところもありますが。
上沼恵美子自身も、まさか本当にミキが上がってくるとは思ってもいなかったでしょうし、しかも、ミキ好きを公言した手前、イロを付けずにはいられなかったのかも知れません。
しかし、この行為は、ミキの出来に関係無く、最初から高得点を付けると決めていた様に、周囲の目に映っても仕方ありません。
もう少し、点数が低ければ、問題にはならなかったかも知れませんが、ジャルジャルに99点を付けた立川志らくみたいな事やりたい的欲求があったのかも知れません。
カミナリのブレイクによって、M−1審査員ビッグスリーとなり、影響力が増した為、少々破天荒な審査をしても良いのだと油断していたのかも知れません。
しかし、まさか、これが、後にあの大事件の発端になろうとは、このとき、誰も想像だにしていなかったのである――
そういえば、去年のダークホースの中で、誰がブレイクするか予想していましたが(さや香推し予想)、結局、誰もブレイクしませんでした。
よしもと製ダークホース非ブレイク説継続かと思いきや、去年決勝初出場だったミキもダークホースの一角だった事が判明。
一昨年の敗者復活戦の印象が強すぎて、私の中では、完全にメジャーだったのですが、去年のM−1の時点では、世間的には、まだまだダークホースだったようです。
そして、去年のM−1決勝出場を境に、完全にブレイクしました。
間違いなく、去年のM−1ブレイクダークホースはミキだったと言えるでしょう。
同時に、よしもと製ダークホース非ブレイク説は終了しました。

今大会の公式のダークホースは見取り図でしたが、個人的に、真のダークホースはトム・ブラウンではないかと思っていました。
なにせ、全く聞き覚えの無いコンビだったので……
そして、なかなか出番が来なかったのが、さらにその不気味さ増し、再び会場が盛り上がり始めた、このタイミングでの登場は、まるで絵に描いたようなダークホース的登場です。
弥が上にも波乱を予感せざるを得ません。
しかし、始まって五秒で、「こいつらイロモノ枠だ」と言うことを、弥が上にも気づかされました。
しかも、完全ダークホースかと思いきや、「だめ〜」という独特のツッコミには見覚えがありました。
多分、「ぐるナイのおもしろ荘」かな〜と思っていたら、2012年出場だったので、多分違うような気がしますが、もし合っていたら、自分の記憶力を褒めてあげたいです。
内容については、サンド富澤が「途中から見るのやめた」と言っていた様に、結構、勢いのある漫才なのに、終盤の合体シーンが冗長になり過ぎていたところで、見てる側も少しダレてしまいがちになりました。
まあ、完全にイロモノ的楽しさはありましたが。
その事は、立川志らくの高得点からも明らかです。
ジャルジャルに引き続き、トム・ブラウンにも高得点を付けると言うことは、立川志らくのイロモノ好きは、ほぼ確定です。
もしかしたら、スリムクラブ初登場時に審査員をしていたら、100点もありえたかもしれません。

そして、いよいよ、霜降り明星の出番です。
私的には、「せ、せ、せいや〜」の印象しかなかったので、全くのノーマークでしたし、前回の敗者復活戦も全く記憶にございません。
なので、全く期待せず、次の和牛のつなぎ程度の気持ちで見ていたら、完全にやられました。
かまいたちに匹敵する面白さだったので、これは2位以上は確実だなと思ったら、全員90点以上でのダントツ1位!
霜降り明星って、こんなんだったっけと思い、ググってみると、第38回ABCお笑いグランプリに優勝していたことが明らかに……
しかも、今年のR−1でコンビ同時決勝進出という偉業まで達成していました。
超お笑いエリートもいいところです。
とんだダークホースです。(本来的意味で)
漫才に関しては、巨人師匠のおっしゃる通り、とにかくツッコミの文句が絶妙でした。
「バスロマン」とか「オーラツーステインクリア」とか商品名ボケ・ツッコミはやはり強いです。
また、ボケとほぼ同時またはボケ中にツッコむというツッコミの間も絶妙です。
これは、ツッコミでボケの効果を相乗するタイプの漫才なので、ある意味、一段上のレベルの漫才と言えます。
最近は、このような相方を叩かないタイプのツッコミが増えました。
――というか、ほぼ全組、あまり相手を叩いていません。唯一、トム・ブラウンが変速叩きツッコミを入れているだけです。
カミナリ問題の影響も多少あるのかも知れませんが、ツッコミにオリジナリティを持たせようとすると、どうしても「デフォルトの相方叩きツッコミ=古典」という印象を拭えません。
かつては、叩き方にオリジナリティを持たせようというコンビも多くいましたが、現在では、もはや「叩かない」事でオリジナリティを表現するのが主流の様です。
そもそも、最初期の漫才には叩きツッコミは存在していなかったと思います。
ツッコミのオリジナリティを追求する過程で、派手な叩きツッコミが誕生し、急激に広まり過ぎた結果、歴史の中で「ツッコミ=叩きツッコミ」となってしまったのかも知れません。
非叩きツッコミは、原点回帰であり、歴史は繰り返す的現象の2週目の始まりなのかも知れません。
とにかく、「拳を握りしめて、力強く心からの一人ツッコミ表現」とでも言うべき独特のツッコミは、決勝出場組の中でも、一際目を引きました。(トム・ブラウンもですが)
その辺は、やはり、初見の初出場組は強いです。
また、前回の敗者復活戦のネタは全く記憶に無いのですが、今回の最終決戦のネタは、その敗者復活戦ネタのアレンジだったようです。
しかし、今回は、前回の様に全く記憶に残らないどころか、M−1優勝ネタとして人々の記憶に刻まれる程でした。
同じネタでも、テクニック次第で、全く別物になるという、良い証左です。
たった1年で、こうまで変わるかと驚くばかりです。
それでも、個人的には、最終決戦の出来は、ほぼ横並びという評価ですが、初見効果と1本目の盛り上がりを加味すると、霜降り明星の優勝は妥当と言わざるを得ません。
銀シャリ、とろサーモン、「霜降り」明星と続き、和牛も人気の昨今、芸人界隈で、「食べ物系コンビ名はブレイクする」という噂がまかり通りそうな予感しかしません。

ラストの和牛ですが、初め、「ゾンビネタはどうなの?」と、審査員も含め、和牛に期待していた全国民がハラハラしていた事は、想像に難くありません。
やはり、お笑いはハレの芸なので、「犯罪」や「死」等の負の要素は、引かれがちです。
「殺せ」の連呼は、さすがに引かれるのではないかと不安になりましたが、そこは、ネタの構成力で押し切った感があります。
とくに、終盤でゾンビ化が抜かされるくだりは秀逸でした。
ただ、ラストは「そもそもゾンビなんていなからな」的ツッコミで締めくくって欲しかったです。
笑いでは、霜降り明星には及びませんでしたが、ネタのクオリティでは間違いなくトップクラスでした。
しかし、2本目も、オレオレ詐欺で犯罪ネタ……
まあ、オレオレ詐欺予防ネタだったので、ギリギリOKです。
ネタのクオリティは、最終決戦中トップでしたが、それ故、ネタがきっちりし過ぎている感が気になります。
ネタがきっちりし過ぎていると、どうしてもコントっぽくなっていまいます。
それが和牛のスタイルであり、長所なのですが、漫才なので、もう少しアドリブ感が欲しいところです。

今大会を振り返ってみると、和牛は引き続き優勝候補ですが、そこに、かまいたちとミキを加えて、この3組がM−1決勝常連組として、今後のM−1を引っ張っていきそうです。
しかし、当然、敗者復活戦にも実力者は控えています。
とくに、三四郎、プラスマイナス、インディアンスのラスト三組は、急に敗者復活戦のレベルが上がったかの様に面白かったです。
結局、敗者復活戦はミキが制しましたが、ミキは、知名度とトラブルに助けられた感があります。
周囲の騒音に対しての、「すごい音鳴ってる!」というアドリブは良かったですし、かなり印象的でした。
個人的には、プラスマイナスかインディアンスの方が上だったのではないかと思います。
事実、THE MANZAIプレマスターズでは、インディアンスはミキに勝利して第1位でした。
ちなみに、プラスマイナスもインディアンスも、めちゃくちゃ叩きツッコミです。
独特のツッコミと言えば、東京ホテイソンも敗者復活戦に出ていました。
東京ホテイソンは、すでに知名度は全国区ですが、決勝未経験なので、今年は決勝に残ってもおかしくなかったのに、準決勝止まりだったのが、わりと不思議です。
ただ、独特のツッコミの文句が、霜降り明星と競合しないとも言い切れないので、今回は見送られたのかも知れません。
その東京ホテイソンよりも上位だったのが、前回決勝最下位だったマヂカルラブリーです。
しかし、今回は、かなり面白かったです。
このネタを昨年やっていれば、最下位にはならなかったでしょうし、今年の決勝でも十分通用するネタでした。
しかも、決勝の放送でも、上沼恵美子いじりで目立っていたので、今回最も目立った敗者復活戦組と言えるでしょう。
東京ホテイソンよりも上位だったコンビは、概ね、決勝戦でも通用する様な実力者達ばかりでしたが、唯一の制限時間オーバーだった「たくろう」が高順位だったのは、完全に視聴者の悪ふざけ以外のなにものでもありません。
このように、視聴者投票では、悪ふざけが通用してしまう上、敗者復活戦の場合、純粋に漫才だけでなく、つなぎで放送される舞台裏のやりとりも投票に影響しているので、なかなか危ういです。
冒頭でいきなりフィーチャーされていた金属バットは、逆に、それでハードルが上げられた気もしなくはないですが、フィーチャーされるだけあって、実際、面白かったです。
あれこそ、まさに590点代の漫才です。
賛否が分かれて、低得点だけど、記憶には残るという、ブレイクの素養を感じさせるコンビでした。
決勝に上がっていたら、確実に上沼恵美子に小言を言われていた事、間違いありません。
それ故、金属バットは、本当に残念でした。
決勝に上がっていたら、間違いなくブレイクしていた事でしょう。
どう考えても、今年は、金属バットをダークホースとして決勝に上げるべきだったと思っているのは、私だけではないはずです。
この敗者復活戦を機に、プチブレイクを期待したいです。
今年の決勝でのダークホース(=決勝初出場)ブレイクは、優勝した霜降り明星の一択でしょう。
トム・ブラウンは、唯一の非よしもとであり、かつダークホースという、まさにカミナリ的ブレイク条件に当てはまる存在でしたが、少々、存在感が薄かったです。
というのも、出番の後(のち)、彼らを見た者は誰もいない(暫定席に座ること無く、退場した)からです。
金属バット同様、後のプチブレイクに期待したいです。

ブレイクと言えば、とろサーモンは、M−1効果で今年の前半はやたらとテレビで見ましたが、後半はそれほど見なかった事に気づき、ふとググってみたら、なんかやらかしてた様で……
この辺りも、前回大会の再現で和牛優勝(予定)のシナリオに関係しているのかも知れません。
M−1関係者も、「やっぱり、あのとき和牛が優勝していれば……」と後悔していたに違いありません。
去年、とろサーモンに投票した審査員が概ね交代させられたのも、そのような事情からでしょう。(妄想)
中川家礼二が外されなかったのは、2nd唯一の審査員皆勤賞であり、実は2ndの影の代表審査員だからです。(妄想)
それにしても、中川家礼二、全組90点以上って……
ちゃんと上位と下位で差のついた、まともな採点をしていたとは言え、いくらなんでも日和過ぎです。
無冠で初審査員のナイツ塙ですら、82点やら98点を付けていたのに、ベテランの中川家礼二がこれでは示しがつきません。
というか、今回、最もまともな審査だったのがナイツ塙という噂もちらほら。
今回のように、優劣がはっきりしている場合は、最低でもトップとの差が10点以上になるようにしてもらいたいものです。
ちなみに、サンド富澤もトップとの点差が6点以内という日和見採点でした。
上沼恵美子のミキ贔屓問題は、当然、ネットで祭りになっている――
――とか思ってたら、なんか審査員引退騒動にまで発展している模様……
しかも、問題のとろサーモンが問題の渦中に……
確かに、今回は贔屓が過ぎましたし、それを批判するのは、別にあってもよい事ですが(毎度の事)、匿名の某掲示板ならまだしも、実名のSNSで暴言批難するのは、もはや闘争です。
Yahoo!ニュースのトップにもなるわ、「ワイドナショー」でも取り上げられるわで、せっかくM−1に優勝したというのに、とろサーモン(主に片方ですが)はどれだけ問題を起こせば気が済むのやら……
そろそろM−1の品格問題が勃発しそうで、今後は品格に難有りなコンビは決勝ひいてはに準決勝にも上がれない様になるかもと気掛かりで――だから、金属バットは決勝に残れなかったのかァッ!(ハッと気づく)

そういえば、今年は、推しメンであるハライチは出場しておらず、前回わりと本命として期待していた天竺鼠は、ラストイヤーであるにも関わらず、準々決勝で敗退……
今年は霜降り明星が頑張ってくれましたが、来年は和牛とかまいたち以外、目ぼしいコンビが思いつきません。
今年の出来を見るに、かまいたちの二冠が、いよいよ現実味を帯びてきた感があります。
敗者復活戦上位のプラスマイナスやインディアンス辺りも決勝に来そうですが、叩きツッコミの復権なるか見物です。
準々決勝敗退と言えば、「漫画家」というコンビ名で、『べしゃり暮らし』の森田まさのりが出場し、準々決勝まで行っていたのが驚きです。
たまたま見たYahoo!ニュースのトップに上がっていたので、びっくりしました。
どんなネタだったのか気になるところですが、やはり、漫画家とは言え、素人なので、変ホ長調の時代とは異なり、ネタだけでは勝てないのが、現在のM−1なのでしょう。
ところで、今年のハライチの出場状況を確認するために、M−1公式ベージのコンビ情報を利用してみたのですが、戯れに変ホ長調を入力したところ、2ndに初回から毎回出場している事が明らかに……
第6回大会のみのコンビかと思いきや、あれから、ずっとM−1に参加していたとは……
ラストイヤーまでに、せめて敗者復活まで行って、今一度、テレビで、あの雄姿を見たいものです。

そして、変ホ長調で思い出すのが、なぜか、THE Wです。(去年の「押しだしましょう子」の影響)
去年のイロモノぶりから、少しは改善されたのかと思いきや、まだまだ黎明期の手探り感は否めません。
レベル的には、M−1の準々決勝レベルと言っても過言ではありません。(最終決戦は準決勝レベル)
これで、賞金1000万円……
M−1同様、単純に面白さを競う大会であるならば、この賞金は破格ですが、新たな女芸人スターを発掘するための大会というならば、妥当(?)かも知れません。
そのスターが阿佐ヶ谷姉妹という時点で、そのような目的は皆無ですし、そもそも、一般人に審査を任せたりはしません。
今回で言えば、根菜キャバレーの出番が終わった時点で、もう優勝は根菜キャバレーで決定だろうと思っていたのに、まさかのトリプルスコア負け……
分かってます。
ネタのクオリティだけで言ったら、確かに合わせみその方が上です。
しかし、新しさや技術、スター性で言ったら、根菜キャバレーの方が上でした。(多分)
ゲストのコメントからも明らかな様に、あの場にいた芸能人は、みな根菜キャバレーの勝利を確信していたに違いありません。(妄想)
司会のチュートリアル徳井が、勝者を間違えたのは、つい、心の声が出てしまったからに他なりません。(多分)
それほどのスター性(?)でした。
この結果からも、芸能人視点と一般人視点の違いは明白です。
上沼事件からも明らかなように、しばしば審査員は批難されがちな為、審査員のなり手不足が問題になっており、M−1も一般人審査制にすべきという意見もあるようですが、それは、THE Wの例からだけでなく、敗者復活戦での知名度票の強さからも止めた方が良いでしょうし、そもそも視聴者は誰も望んでいません。
視聴者には、「視聴者の1票」だけで十分です。(希望)

それにしても、根菜キャバレーとか、合わせみそとか、紅しょうがとか、THE Wの「食べ物系コンビ名」の多さと来たら……
すでに界隈では、「食べ物系コンビ名はブレイクする」という噂がまかり通っているとしか思えません。
来年のM−1で、食べ物系コンビ名のダークホースが来たら要注意という事を念頭に置きながら、密かに来年の決勝進出メンバーよりも審査員の方が気になるという、本末転倒な期待をしているところで、今回はこの辺りで失礼させて頂きます。

ご清聴、ありがとうございました。

2018/12/23

(; ̄□ ̄)ノ<講評〜ってゆーか雑談)

前回、「To be Continued」とか言いながら、結局、未だに提出されていないという怠慢――圧倒的怠慢ッ!
そして、現在も完成は未定……
それというのも、昨今の異常気象に体がついて行かずに、倒れまくり、己の年齢を痛感する今日この頃……

スマホゲームがアップデートしたら、現所有のスマホでゲーム自体ができなくなるって、完全に陰謀じゃんッ!(今更)
我ら、オフライン世代が、オンラインアプリに慣れない所以です。
そして、これがあるから、安易にスマホゲーに課金できません。
やっぱコンシューマーだよなあ、とか思いつつ、最近は全然RPGやってない……
結局、空き時間に、ちょいちょいできるスマホゲーや、YouTube見てる俺がいる。
この「空き時間に、ちょいちょい」というところが、スマホゲーやYouTubeが爆発的に流行った要因の一つであることは間違いありません。
コンシューマーゲームや映画等は、ちょっとした空き時間にちょっとだけ見る、なんて真似はできません。
まさに、忙しい現代人のニーズに応えた娯楽であると言わざるを得ません。
もはや、コンシューマーゲームや映画等は、それを専門の趣味としている人々の娯楽になろうとしています。(もともと、そういう物)

そんなこんなで、私がスマホゲーに夢中になっている隙に、いつの間にかFF15のWindows版が発売している……
しかも、最近では、Steamで、結構PS4のゲームがWindows化されている模様。
ついに、据え置き機がWindowsに屈するときが来たのかと思いきや、当然PS4用なので、推奨スペックがそこそこ高くて、ほとんどのユーザーは推奨スペックでプレイできない気がします。
そもそも、未だに32bitOSを使ってる人には、異国の話ですが。
OSをアップデートすることすら、結構ハードル高いのに、32bitから64bitに変更するタイミングが全く分かりません!(ヒロシです)
確かに、すでにWindowsの新作ゲームやアプリは、ほぼ64bit専用なので、完全に替え時なのですが、エロゲは両対応がほとんどなので、全く替える必要性を見い出せません!(ヒロシです)
必須メモリー4GB以上のエロゲが標準化したら、問答無用で64bit化を余儀なくされるところですが、エロゲは2Dがメインなので、あと10年はこのまま戦えるはずッ!
3DメインのILLUSION製にさえ、手を出さなければ……
生半可にパソコンを知っていると、このように、無駄に悩まされるので要注意です。(本当のところは、スキルが無いので、今インストールされてる32bitアプリの大半が使えなくなるのが問題)
本当に、パソコンに詳しい人は、とっとと64bitに切り替えています。
最近話題のeスポーツをプレイするなら、64bitOS必須ですし。
eスポーツと言えば、テレ東で「有吉ぃぃeeeee!」という番組をやっており、ゲーマーなら、結構楽しめるのではないかと思います……
……「テレ東」なので、関東圏の人間しか見れませんが……
ところが、ここでYouTube登場!
分かってます。
完全に違法視聴ですが、そこはスルーで。
それに、大抵、その手の番組は、画面が小さかったり、音が悪かったりで、まともに見れないので、参考程度にした方がよいでしょう。
「ネットもテレ東」とか、テレ東番組再放送サイトもありますが、この手の公式再放送サイトは使い勝手が悪いですし、そもそも「有吉ぃぃeeeee!」は放送されていない様です。
eスポーツの出現は、世間(テレビゲームに偏見のある人々)のテレビゲームへの意識を変える契機として、非常に重要な役割を果たしていますが、正直、エロゲーマーであり、RPGerである私には、縁遠い話でしかありません。
つまりは、私は『ゲーマーズ!』で言うところの、主人公雨野くん派の人間な訳です。(雨野くんはエロゲーマーではありません)
一口にテレビゲームと言っても、ジャンルが異なれば、プレイする人の嗜好も異なるので、それらを一括りに「テレビゲーム」と表現するのは、野球もサッカーもテニスも全て「スポーツ」と一括りにするのと一緒です。
eスポーツによって、「テレビゲーム」への偏見を是正したところで、実際には、エロゲーマーはエロゲーマーでしかありません。
野球選手とカバディ選手は、全く異なるスポーツァー(?)です。
しかし、世間(以下略)は「ゲーマー=eスポーツァー」と勝手に思い込むので、エロゲーマーもゲーマーを名乗れば、健康的なeスポーツァーと思われるわけです。
このような言葉による意図的な齟齬を狙って、eスポーツを世間に認知させようと目論むエロゲーマーも少なくありません。(自分)
このような邪な動機であろうと、eスポーツを広める事は悪い事でありません。
ビデオやパソコン等、「新たな技術を広めるのは、いつもエロ(邪な目的)」というのは、よく聞く話です。
とにかく、ゲーマーなら、eスポーツを盛り上げて、損は無し。
しかし、世間が「ゲーマー=eスポーツァー」と認識する様になると、当然、エロゲーマーもeスポーツァーと思われるので、ゲーマーならば、eスポーツァーを偽装するために、一本くらいはeスポーツゲームをプレイできる様にしておいた方がよさそうです。
そのためには、64bitOS化必須というワナがッ!

いや、PS4買えよ。

ですね。

もういいよッ!
ありがとうございました〜


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